ご挨拶
この度「卒業三十周年に集う会」が盛大に開催出来ましたことを実行委員
の事務方を代表して御礼申し上げます。卒業後の道のりは皆それぞれ違
いますが、100名余の同窓生が一堂に集まり、恩師とともに感動の時間
を過ごせたことを改めて感謝致します。
思えば、昨年の11月3日に松本駅前の居酒屋「日本海」で実行委員の初
会合を行ないましたが、正直なところ、「ほんとに集まれるかや」「住所わ
からないヤツ多いし、結構大変かも」「子供の教育費が掛かる年代だで、
寄附痛いよ」といった弱気な発言もあり、開催するか否かは五分五分とい
った状況でした。 その後、今年の3月に開催案内を発出した時点でも、
依然 として期待と不安が交錯する状況でした。6月にようやく寄附総額や
出席者数が見えてきて、胸算用を上回る結果が明らかになるにつれ、不安
は払拭されました。実行委員の会合でも、「皆と会える」「盛り上がろうぜ」
といった期待ムード一色で、さらに記念のDVDを作成しようという声まで
挙がり、一気に当日まで駆け込んだ次第です。この間同窓生の皆さまに
は、激励の声を多数頂き、その声が励みになったことを改めて御礼申し
上げます。誰かが言いました。「自分の人生の原点を確認しに出掛けるん
だよ」と。確かにそのとおりです。あの思い出がたっぷり詰まった3年間を
過ごした間と会えるのです。当日は、卒業以来会っていなかった学友が
誰であるかわからず、顔を見合わせ暫く沈黙、そして『オー』『○○か』『久
しぶり』と言って名のり合うシーンがいたるところで見られました。来年は
50歳代突入の歳です。子育てが終盤に向かいつつある中で、自分の人生
を見つめすことが多くなる年代ではないでしょうか。今回の集いを機会に
29回卒業の繋がりを深め、過去を振り返りながら、未来を語り合えれば
最高ですね今後とも宜しくお願いします。
以  上
実行委員会事務局長挨拶
深志29回卒業30周年に集う会
実行委員長挨拶
卒業三十周年に集う会を振り返って
実行委員会・事務局  小松英二

あれから30年。
まさに光陰矢の如しですが、気持ちの中では、とてもこの歳月は実感できていません。ただ、日々の現実を見たとき、確かに30年は経ち、50歳が目前であることは動かぬ事実でもあります。今の深志高校は女子が半数を占め、応援団長も女子が務めるなど、雰囲気は昔と大きく変わっていました。また、低年齢化現象ともいうべきか、自治の精神も様変わりのようです。しかし、深志高校の学び舎は昔のままの面影を残し、我々を歓迎してくれました。
午前中に開催した尚学塾講座では、12名の講師の皆さんから貴重な体験や人生談を後輩達に伝えることができました。記念式典は新しくて立派な同窓会館を使って、100余名の仲間と恩師の先生方も参加して楽しくも一定の格式を持った式典を行うことができました。もちろん、夜の懇親会はさらに盛り上がったことはご想像の通りです。
30年ぶりの再会をこの日だけのものにせず、将来に向かって皆が集い、語らう機会となるようこのホームページも立ち上がりました。歳はとっても、離れていても、我々は深志高校で同じ時間を過ごした仲間です。会えば一気に時間軸を遡れるそんな仲間です。
これからもずっと・・・・
実行委員長 西村 文男