あれから30年。
まさに光陰矢の如しですが、気持ちの中では、とてもこの歳月は実感できていません。ただ、日々の現実を見たとき、確かに30年は経ち、50歳が目前であることは動かぬ事実でもあります。今の深志高校は女子が半数を占め、応援団長も女子が務めるなど、雰囲気は昔と大きく変わっていました。また、低年齢化現象ともいうべきか、自治の精神も様変わりのようです。しかし、深志高校の学び舎は昔のままの面影を残し、我々を歓迎してくれました。
午前中に開催した尚学塾講座では、12名の講師の皆さんから貴重な体験や人生談を後輩達に伝えることができました。記念式典は新しくて立派な同窓会館を使って、100余名の仲間と恩師の先生方も参加して楽しくも一定の格式を持った式典を行うことができました。もちろん、夜の懇親会はさらに盛り上がったことはご想像の通りです。
30年ぶりの再会をこの日だけのものにせず、将来に向かって皆が集い、語らう機会となるようこのホームページも立ち上がりました。歳はとっても、離れていても、我々は深志高校で同じ時間を過ごした仲間です。会えば一気に時間軸を遡れるそんな仲間です。
これからもずっと・・・・
実行委員長 西村 文男